福井県コンクリート診断士会

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令和6年度の活動



北陸道 鯖江福井間床版取替工事の現場見学会

活動の記録
日時 令和6年9月24日(火)13時00分~
会場 北陸自動車道 浅水川第1橋(下り線)
主催 福井県コンクリート診断士会
内容
北陸自動車道 浅水川第1橋(下り線)床版取替工事の見学
 会の第140回目の研修は、北陸自動車道 浅水川第1橋(下り線)床版取替工事の見学。
 はじめに、北陸自動車道 浅水川第1橋(下り線)床版取替工事の概要について説明を受け、その後、現在工事中の現場を見学。既設床板が次々と撤去される様は圧巻であった。会員間の議論も活発になり、施工者の日本ピーエスの社員の方に質問をした。
 北陸自動車道は、老朽化の進展とともに厳しい使用環境にある。大規模更新は、高速道路ネットワークの機能を永続的に活用するために必要であり、長期的な維持管理コストの削減や、快適な交通環境の提供が期待される。
 見学会は9月も終わる時期であったが、まだまだ猛暑。過酷な環境で現場作業に従事される方々の努力と献身に心から感謝したい。

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第139回研修会「令和6年度技術交流会」
 ~会員によるコンクリート診断事例の発表~

活動の記録
日時 令和6年8月9日(金)14時00分~
会場 鯖江市嚮陽会館 2階大会議室
主催 福井県コンクリート診断士会
内容
①ふくいの空から県民を守るドローン防災事業について
(福井県土木部土木管理課 朝井 範仁 氏)
②水中ソナーを用いた河床洗堀調査の事例
(ベルテクス(株) 玉瀬 久歳 氏)
③道路橋コンクリート床版補修設計の事例
((株)帝国コンサルタント 上田 哲也 氏
④建設後54年経過したPC構造横断歩道橋の撤去工事と解体調査
((株)日本ピーエス 天谷 公彦 氏)
⑤新技術工法の開発と取り組み
(リバークル(株) 江波 清隆 氏)
 毎年恒例の技術交流会を開催。この技術交流会は、会員自らの実務における診断業務等の経験や内容を発表頂き、技術の向上を図るとともに、会員間の相互の技術交流を促進する目的で毎年開催している。今回も、調査から設計、施工に至るまで多岐にわたる興味深い内容の発表があり、活発な意見交換をして頂いた。
 夏真っ盛りの暑い最中での開催であったが、多くの会員が出席し、異業種間での技術交流を深める貴重な機会となった。これからもこの事業を継続させたい。
 発表者の方々へ、ご発表ありがとうございました!! m(_ _)m

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第138回研修会

活動の記録
日時 令和6年6月14日(木)15時15分~
会場 福井県国際交流会館 地下1階多目的ホール
主催 福井県コンクリート診断士会
内容 講演
「コンクリート中での鉄筋腐食を防ぐ斬新な混和材の開発~微生物や茶カテキンの活用」
(講師:静岡理工科大学 理工学部 土木工学科 教授 西田 孝弘 氏)
 会の第138回目の研修は、静岡理工科大学教授の西田孝弘氏にご講演を頂いた。
西田先生の研究は、微生物の力を利用してコンクリート中の鉄筋腐食を防ぐという斬新なもの。鉄筋腐食とは酸化還元反応であり、どちらかの反応を抑えれば良いこと、基礎となった海水練りの知見、海外との共同研究での抗酸化作用の気づきなど、斬新な発想の基には化学的根拠があり、それらをフランクな語り口でわかり易く説明して頂いた。
 土木に進んだものは、往々にして化学が苦手ということはよくある話(私だけ?)。しかし、コンクリートの調査診断や補修技術のスタンダードを鵜呑みにするのではなく、化学の知識の必要性を改めて実感した次第。大変有意義な講演であった。

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令和6年度定期総会

活動の記録
日時 令和6年6月14日(木)14時00分~
会場 福井県国際交流会館 地下1階多目的ホール
主催 福井県コンクリート診断士会
議事 第1号議案 令和5年度 事業報告ならびに収支決算
第2号議案 福井県コンクリート診断士会 会則の改正
第3号議案 令和6~7年度期 役員の改選
第4号議案 令和6年度 事業計画ならびに収支予算
報告 日本コンクリート診断士会 第15回定時総会について
 令和6年度の定期総会を開催。昨年度の事業報告や収支決算、今年度の事業計画や収支予算、会則の改正と役員の改選の審議が行われ、すべての議案が承認された。また、日本コンクリート診断士会第15回定時総会の報告が行われた。
 役員の改選では、幹事・監査役に新たに7名が選任。そして20周年事業の大役を無事に終えた山川会長が退任し、柴原新会長が選任された。「地域のコンクリート構造物の維持管理は、地域のことをよく知るコンクリート診断士が中心となって担っていく」という基本理念のもとに新たな体制がスタート。

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新手取川橋現場見学会

活動の記録
日時 令和6年6月6日(木)10時50分~
会場 中日本ハイウェイエンジニアリング名古屋金沢支店 新手取川橋工事PR館
主催 福井県コンクリート診断士会
内容 新手取川橋工事の現場見学
 令和6年度のスタートは現場見学会。鳥居和之名誉教授(金沢大学)の取り計らいで新手取川橋工事を見学できることに。PR館にて人数制限があるため、会員の皆様には後ろ髪を惹かれる思いもありつつ、幹事のみでの開催となった。
 はじめに、中日本ハイウェイエンジニアリング名古屋金沢支店にて、新手取川橋工事の概要について説明を受け、その後、新手取川橋工事PR館へ移動、館内を案内員の方に丁寧かつ非常にわかり易く説明頂いた。
 手取川橋は1979年の開通から50年が経過し、非常に厳しい塩害環境による劣化が顕著。このリニューアル工事では、床板だけでなく橋桁すべてを取り換えるが、周辺の希少生物に配慮が必要であり、なんと既設橋上で撤去と新橋の架設を行う。これまで培った知見と技術と知恵が結集した工事である。
 本会はいわば地域のインフラに係わる技術者の架け橋。リニューアル工事のキャッチフレーズ「新しく、強く、進化する。」のごとく活動していきたい。(ちょっと意味深?)

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