コンクリート診断士は、コンクリート構造物の維持管理に貢献します。

平成28年度 プレス情報

平成28年度 プレス情報

維持管理に関わる者に必要なこと 〜福井県コンクリート診断士会 セミナーに120人〜

掲載新聞

建設工業新聞

掲載日

平成29年3月15日

記事抜粋

福井県コンクリート診断士会(石川裕夏会長)は10日、福井市手寄のアオッサで「平成28年度コンクリート診断技術セミナー〜コンクリート構造物の維持管理に関わる我々に必要なこと〜」を開催し、120人が参加した。福井県建設技術公社が共催。
 
インフラ構造物の老朽化が進む中、維持管理の適切な実施が喫緊の課題で、そのためには技術者に加え、一般市民の理解が不可欠で、維持管理の必要性や魅力を広く伝えることが求められる。
また、インフラの重要な基幹材料であるコンクリートについて、本質を歴史から学び、未来像を描くことも重要。
セミナーでは、これらの分野で深い見識を持つ、アクロス・ザ・ドア建築研究所共同主宰の鳴沢晴美氏が「歴史に学ぶコンクリートの未来像」、日経BP社建設局編集委員の西村隆司氏が「対話が生み出す誇りとやりがい〜維持管理の魅力や価値の伝え方〜」のテーマで講演。

 

下水施設特有の対策学ぶ 〜見学会を開催、県コンクリート診断士会〜

掲載新聞

建設工業新聞

掲載日

平成29年1月14日

記事抜粋

福井県コンクリート診断士会(石川裕夏会長)は12日、坂井市三国町池見の九頭竜川浄化センターにおいて、防食被覆工事の現場見学会を開催、会員約40人が参加した。
 
初めに、担当者が九頭竜川浄化センターの施設概要や特徴、役割、防蝕被覆工事の内容などを説明。CO2がセメント水和物と炭酸化反応を起こし、細孔溶液中のPHを低下させることで、鋼材の腐食が促進され、ひび割れや剥離を引き起こす中性化など、下水処理施設での主な経年劣化や対策工法などについて詳しく述べた。
その後、参加者は実際に現場に出て、ウォータージェットによる工事の状況を見学。斫り工程の前と後の状況および実際の作業について、施工者からの説明に熱心に聞き入りながら、真剣に学んでいた。

 

化学分析手法の原理など説明 〜研修会に約60人、福井県コンクリート診断士会〜

掲載新聞

建設工業新聞

掲載日

平成28年12月10日

記事抜粋

福井県コンクリート診断士会(石川裕夏会長)は9日、福井市地域交流プラザで「コンクリートの診断に有用な化学分析的手法とその適用例に関する研修会」を開催し、約60人が参加した。
 
研修会では、初めに太平洋コンサルタント技術調査室の沢木大介氏が「コンクリートの診断に用いる化学分析手法の原理と特徴」と題し、走査電子顕微鏡の観察手法、セメント協会法の原理などについて述べた。
沢木氏は、「コンクリートに見られる変状とその原因解析の事例」のテーマでも、コンクリート表面の変色や色むらの原因例などを詳しく紹介。
続けて、同コンサルタントセメントコンクリート営業部の田中秀和氏が、「RFID埋め込みセンサーによる腐食のモリタリング」について講義を行った。

 

コンクリート診断士会らが講習会 〜120人、セメント系補修・補強学ぶ〜

掲載新聞

建設工業新聞

掲載日

平成28年11月18日

記事抜粋

福井県コンクリート診断士会・セメント協会主催の「セメント系補修・補強材料に関する技術講習会」が17日、福井市宝永の福井県国際交流会館で開催された。福井県建設技術公社が後援。
「すぐに役立つセメント系補修・補強材料の基礎知識」の発刊にも関わったセメント協会・セメント系補修・補強材料推進WGの徳永健二、五十嵐数馬両氏を講師に招き、会員ら約120人が参加した。

 

道路の点検 学生実習 〜板垣橋北詰、35人参加〜

掲載新聞

福井新聞

掲載日

平成28年11月17日

記事抜粋

国、県や17市町など道路管理者でつくる「県道路メンテナンス会議」は14日、福井市勝見3丁目の板垣橋北詰で、建設を学ぶ学生を対象に橋の老朽化点検の見学会を開いた。
 
高所作業車に乗って橋の下からコンクリート点検の模擬実習を行った。県コンクリート診断士会の会員がコンクリートを専用のハンマーでたたき、音の違いで劣化を見極める打音検査や目視によるひび割れの点検方法を指導。

 

学生向け現場見学 〜県道路メンテ会議 橋梁の老朽化対策〜

掲載新聞

建設工業新聞

掲載日

平成28年11月16日

記事抜粋

福井県道路メンテナンス会議は14日、技術系の学生を招いた現場見学会を初開催し、橋梁の老朽化対策の重要性を分かりやすく紹介した。福井大学と福井工業大学、福井高専で建築土木を学ぶ学生約35人が参加した。
 
橋梁下から床版を見上げ、ひび割れなど劣化の進行状況を自分の目で確かめた。高所作業車上では自らハンマーを用いて、損傷具合を目視点検し体験的に理解。
 
さらに非破壊検査の電磁波レーダ法やASRゲルステイン法における判定の仕方も実際の探査装置が使用され、県コンクリート診断士会員の説明に耳を傾けた。

 

老朽化した橋の早期補修 〜学生対象に見学会〜

放送局

福井テレビ

放送日

平成28年11月14日

放送内容

老朽化する橋の状況などを学ぶ見学会が14日、福井市内で開かれ、県内の工学部の学生らが早期に補修する大切さを学びました。
この見学会は国土交通省と県が初めて開いたもので、福井大が福井工大、福井高専の学生35人が参加しました。
福井市の足羽川に架かる板垣橋では、学生たちが検査用のハンマーで橋梁や橋脚を叩いて音で強度を確認し、ひび割れを早期に補修すれば橋の耐久年数が大幅に延びることなどを学びました。

 

技術向上へ理解深める 〜非破壊検査等の研修会開く〜

掲載新聞

建設工業新聞

掲載日

平成28年10月31日

記事抜粋

福井県コンクリート診断士会(石川裕夏会長)主催の非破壊検査および化学分析法に関する研修会が28日、鯖江市二丁掛町のM・T技研福井事業所内で開催され、会員ら55人が参加し、コンクリート構造物の診断に関する知識を学んだ。
この日はM・T技研の技術者たちが講師を担い、それぞれの診断方法や特徴を説明。参加者は、3つのグループに分かれ▽非破壊検査▽ASR簡易判定法(ゲルステイン法)▽化学分析について実習、体験した。

 

会員による診断事例の発表 〜福井県コンクリート診断士会 技術交流会〜

掲載新聞

建設工業新聞

掲載日

平成28年9月9日

記事抜粋

福井県コンクリート診断士会(石川裕夏会長)が毎年開催する技術交流会が7日、鯖江市の嚮陽会館で「会員によるコンクリート診断事例の発表」をテーマに行われ、会員約70人が参加した。
 
▽ちょっと変わった損傷のご紹介(サンワコン 山崎修二氏)▽コンクリート打放し擁壁に発生した黄鉄鉱含有骨材による変状(コンクリートテストスタッフサービス 山口富士男氏)▽維持管理における変状構造物の合理的説明事例(中日本ハイウェイ・エンジニアリング名古屋 平俊勝氏)▽越前海岸沿岸部における橋梁補修設計の事例(サンワコン 西坂友大氏)▽二重着色法(ゲルステイン法)によるASRの判定および進行速度の推定(M・T技研 嶋瀬敬祐氏)▽コンクリート補修工事における理想と現実(北陸ロード福井事業所 兼上智博氏)―の順に診断事例が発表された。

 

維持管理、保守など 〜建設技術フェア〜

掲載新聞

建設工業新聞

掲載日

平成28年9月7日

記事抜粋

建設分野の優れた技術や製品、工法を一堂に集め紹介する「フクイ建設技術フェア2016」が去る31日、1日の2日間、福井市下六条町の福井県産業会館で開かれた。
9回目となる今回は79の企業・団体が計93ブースを並べ、「再生・保全に関する技術」や「防災・減災に関する技術」など6分野に渡って最新製品などを出展。出展者は行政関係者やコンサル・建設業者に自慢の技術を積極的にPRした。各分野の出展内容を紹介する。
 
福井県コンクリート診断士会は「地域のコンクリート構造物の維持管理に貢献」活動が、国土交通省の「グッドプラクティス(インフラを支える優れた実践事例)に選ばれたことや、これまでの自治体や教育機関などとの協働事業等を説明し、社会的な重要性や意義を強調。

 

日本ピーエスで工場見学 〜県コンクリート診断士会 作業状況など〜

掲載新聞

建設工業新聞

掲載日

平成28年8月6日

記事抜粋

福井県コンクリート診断士会は4日、敦賀市若泉町の日本ピーエスでPC工場見学会を実施し、約50人が参加した。
冒頭、あいさつに立った石川裕夏会長は「日本ピーエスが取り組んでいる新しい技術や、製造管理などを眼で見て、吸収し、自身の仕事に活かしてもらいたい」などと見学会の意義を述べた。
参加者はまず、53年に建設された我が国初のポストテンション方式によるプレストレスト・コンクリート橋である十郷橋(坂井市坂井町)のDVDを視聴。
その後、敦賀工場本部取締役本部長の中島亨氏が、工場の概要や製品、工程、製品検査などについて説明を行ったあと、実際に工場内を見学。担当者が当日の作業状況や、PC製品の鋼線配置や鉄筋組立、補強筋配置や打設、製品の構造や、品質管理について丁寧に説明を行った。
その他、PC部材に対するフライアッシュコンクリートの適用検討についての報告や、質疑応答なども行い、参加者は熱心に学んでいた。

 

研修充実で資質向上 〜現場対応力を磨く場〜

掲載新聞

コンクリート工業新聞

掲載日

平成28年7月21日

記事抜粋

福井県コンクリート診断士会(石川裕夏会長)は、2004年に13目でスタートした。その後、診断士資格保有者を中心に会員の増強を行い、診断士の社会的地位の向上と、コンクリート診断技術の普及に努めてきた。今では、正会員数119名となり、全国でも最大規模の診断士会である。
福井診断士会では毎年、コンクリート診断士の資質向上を図るための研修会を行っている。今年も研修会を8回程度開く予定だ。内容は様々で、講義形式の研修会や橋梁点検研修会、現場見学会、セメント系補修・補強材料に関する技術講習会、技術交流会(会員によるコンクリート診断事例の発表)、コンクリート診断技術セミナーなどである。
 
また、地域貢献活動を推進している。具体的には地元自治体との連携や協働の模索、福井県道路メンテナンス会議との強調などだ。道路メンテナンス会議とは昨年度、道路橋定期点検要領に関する実地研修や、コンクリート橋の劣化に関する座学および非破壊検査の実地研修を行った。

 

地域ブランド化図る 〜福井県コンクリート診断士会 石川会長を再任〜

掲載新聞

建設工業新聞

掲載日

平成28年7月4日

記事抜粋

福井県コンクリート診断士会(石川裕夏会長)は6月29日、県国際交流会館で16年度定期総会を開催し、15年度事業報告・収支決算、会則の改正、16年度事業計画ならびに収支予算の承認を行い、任期満了に伴う役員改選で、石川会長の再任を決めた。

 

本年度総会を開き石川会長を再任 〜県コンクリート診断士会〜

掲載新聞

福井新聞

掲載日

平成28年6月30日

記事抜粋

県コンクリート診断士会の本年度総会が29日、福井市の県国際交流会館で開かれ、役員改選で石川裕夏会長(福井宇部生コンクリート)を再任した。副会長は原幹夫氏(日本ピーエス)を再任、山川博樹氏(M・T技研)を新任した。任期はいずれも2年。

 

座学と実習で橋梁点検 〜福井県コンクリート診断士会〜

掲載新聞

建設工業新聞

掲載日

平成28年4月27日

記事抜粋

福井県コンクリート診断士会(石川裕夏会長)は25日、鯖江市桜町の嚮陽会館で橋梁点検研修会を実施し、約60人が参加した。
座学では「福井県橋梁定期点検マニュアル」について、定期点検の対象となる橋梁の定義、健全性の診断や、同診断区分に応じた措置、定期点検の体系の見直しについて講師が説明を行った。
続いて「橋梁点検時の着目点について」のテーマで、水の浸入経路や構造形式、断面形状、PC鋼材定着部などに着目した点検の大切さを学習。
その後、場所を替え、越前市の日野川にかかる万代橋で、橋梁点検車のデモと概要の説明を実施。さらに、近くの豊橋に移動して、実際に橋梁点検の実習と点検結果の解説を行った。

 

福井トップ 課題・展望インタビュー 〜石川裕夏会長に聞く〜

掲載新聞

建設工業新聞

掲載日

平成28年4月20日

記事抜粋

コンクリート診断士会の会長を務めて6期目となる。コンクリート構造物を巡る時代の流れは、新設を主体としていたころから、維持管理の重要性が強く説かれるようになってきている。
「コンクリート構造物の維持管理には地域性が重要となる。材料も地域の骨材を使用するし、それぞれの地域ごとの環境の特性も考慮する。例えば、福井は海岸沿いに冬場強い潮風が吹くので、塩害に対する対策が必要」と語る。
その上で「地域の構造物については、地域の診断士が愛着を持ち継続して、維持管理を担っていかなくてはならない。『診断士の地域ブランド化』を図る必要性がある」と、診断士会としての役割の重要性を改めて説く。

 

国交省・インフラ優秀実践事例 県コンクリート診断士会を選出

掲載新聞

福井新聞

掲載日

平成28年4月13日

記事抜粋

県コンクリート診断士会はこのほど、国土交通省が社会資本の維持管理・更新を支える工夫や活動の優れた実践事例を取りまとめたインフラメンテナンス「グッド・プラクティス」に選ばれた。
グッド・プラクティスは、2012年の中央自動車道笹子トンネル(山梨県)天井板崩落事故で社会資本の安全性に注目が高まる中、インフラメンテナンスの理念の普及・啓発を図ろうと、国交省が昨年12月から実践事例を募集した。維持管理・更新を支える優れた工夫▽インフラを支える活動▽技術開発−3分野で計46事例を選び、公表した。
県コンクリート診断士会は自治体との連携など地域密着の活動を進めており、応募したグッド・プラクティスではインフラを支える活動で選ばれた。コンクリート診断士は公益社団法人日本コンクリート工学会が認定する資格で、橋やトンネルといった既設のコンクリート構造物の劣化の状況を診断して維持・補修の提案などを行う。

 

地域密着で「グッドプラクティス」認定 〜自治体支援し信頼育む〜

掲載新聞

セメント新聞

掲載日

平成28年4月4日

記事抜粋

国土交通省がインフラメンテナンスに関するすぐれた取り組み事例を公募して紹介する「グッドプラクティス」に、福井県コンクリート診断士会(石川裕夏会長)の活動が選ばれ、このほど同省が運営するインターネット上のインフラメンテナンス情報ポータルサイトで「地域のコンクリート構造物の維持管理に貢献〜福井県コンクリート診断士会の取組〜」として候補湯された。石川会長に同診断士会の活動状況や今後の展望などを聞いた。

 

優れた実践事例に認定 〜北陸で唯一〜

掲載新聞

建設工業新聞

掲載日

平成28年4月1日

記事抜粋

福井県コンクリート診断士会が取組んでいる「地域のコンクリート構造物の維持管理に貢献」活動がこのほど、国土交通省の「グッドプラクティス(インフラを支える優れた実践事例)」に北陸3県で唯一認定された。
地元自治体への技術支援として、福井県橋梁長寿命化修繕計画策定委員会などへの派遣、自治体用の橋梁定期点検やコンクリート火災後対応のマニュアルの策定協力、自治体職員向け講習会の開催や講師の派遣などが評価された。


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