日時 | 令和5年3月17日(金)14時00分~ |
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会場 | 福井県国際交流会館 | 主催 | 福井県コンクリート診断士会 | 共催 | 公益財団法人福井県建設技術公社 |
内容 |
講演1:「 福井県道路メンテナンス これまでの10年間の取り組みと今後について」
(講師:福井県 土木部 副部長 防災・特定事業 平林 透 様)
講演2:「持続可能な社会へのインフラ・メンテナンス 」
(講師:植野インフラマネジメントオフィス 代表 富山市 政策参与) 植野 芳彦 様)
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毎年恒例のオープンセミナーを開催。研修会としては130回目。今回は、福井県 土木部の平林 透氏と、
植野インフラマネジメントオフィス 代表(富山市 政策参与)の植野 芳彦氏をお招きし、持続可能な社会に向けた、
これからのインフラの維持管理についてそれぞれご講演を頂いた。 平林氏からは「福井県道路メンテナンス これまでの10年間の取り組みと今後について」というテーマで講演を頂き、 福井県の道路の維持管理について独自の取り組みを、10年前から現在、そして将来についてご説明いただき、会場の参加者と 様々な視点でクロストークを展開していただいた。植野氏からは、「持続可能な社会へのインフラ・メンテナンス」というテーマで講演を頂き、 富山市での先進的な取り組みや活動を、率直な考えと共にご紹介いただき、地域の持続可能な社会を守るための思考改革を示して頂いた。 両氏は、いわば自治体のインフラ・メンテナンスのリーダーとして活躍してこられ、本講演は、地域のインフラを支える 我々コンクリート診断士の心に「ぐっ」と突き刺さるものとなった。 |
日時 | 令和5年1月20日(金)13時30分~ |
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会場 | 福井市地域交流プラザ 研修室 601BC (アオッサ6F) | 主催 | 福井県コンクリート診断士会 |
内容 |
劣化の原因推定、調査方法、対策工法
①数名のグループに分かれ、設問に対してグループミーティング
②グループミーティング結果の発表、模範解答の説明、全体討議
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今回の研修会は、昨年度に引き続き実施した討論形式での研修。
会の行動指針にも示されている「コンクリート診断士としての技術と資質の向上」を大きな目的として開催した。
新型コロナウイルス感染症、春には感染症法上の位置づけを変えるとの情報もあったが、これまでどおりに感染対策をしっかり行った上で研修を実施。 この研修では、会員の技術の向上を図ることはもちろん、劣化事例を題材にグループミーティングを行うことで会員間の相互の技術交流を促進される。 設問に対しては、劣化原因の推定、それを特定するための調査方法、劣化への対策工法を各グループから発表いただいたが、グループ毎にも答えが違い、 さらに会員同士でも様々な視点からの違った意見が飛び出した。改めて、福井県コンクリート診断士会会員の能力の高さ、層の厚さを感じることが出来た。 この取り組みは、今後も継続的に行っていく予定である。研修会の参加者が少なかったことが残念ではあったが、非常に有意義な研修であるため、 来年度はより多くの会員に参加していただけるよう、研修の案内にも工夫を凝らさねばと思案中である。 |
日時 | 令和4年12月26日(月)14時30分~ |
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会場 | (株)ハピラインふくい |
内容 | 鉄道施設の検査・診断等の支援に関する協定の締結 |
ハピラインふくいは、令和6年春の北陸新幹線開業に伴いJR西日本から移管される北陸本線の運行を担う。
本会は、令和2年11月27日に福井鉄道とえちぜん鉄道との間で、鉄道施設の検査・診断等の支援に関する協定を締結しており、
今回はこの協定をハピラインふくいとも締結した。 協定式では、ハピラインふくいの小川俊昭代表取締役社長、本会の山川博樹会長が、鉄道施設の検査・診断等の支援協定書にサイン。 本会とハピラインふくい、福井鉄道、およびえちぜん鉄道との間で、鉄道施設の検査・診断等の支援に関する協定書の取り交わしを行った。 福井鉄道、えちぜん鉄道、ハピラインふくいは、公共交通機関として通勤・通学など県民の日常生活を支える福井県にとって 非常に大事な地域鉄道である。山川会長は「会の最も大きな目的は、社会全般の安全に寄与していくこと。 コンクリート構造物診断のスペシャリスト集団として、技術力を発揮し、社会全体の安全性の向上に貢献したい」と常々考えており、 更なる地域貢献を会として進めていきたい。 |
日時 | 令和4年11月28日(月)13時30分~ |
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会場 | 福井県国際交流会館 多目的ホール |
主催 | 福井県コンクリート診断士会 | 共催 | 公益財団法人福井県建設技術公社 |
内容 |
講演1 フライアッシュコンクリートの活用研究と北陸地方での取り組み
(富山県立大学 教授 伊藤 始 氏)
講演2 福井の橋梁の劣化特性と維持管理計画
(福井工業大学 教授 谷脇 一弘 氏)
講演3 衝撃載荷試験機による載荷試験とその実用化
(大日本コンサルタント株式会社 横山 広 氏)
講演4 虚弱体質と複合劣化~道路橋RC床版を例に~
(株式会社フルテック 橘 吉宏 氏) |
会の第128回目の研修は、県外から講師をお招きし、北陸地方での新たな取り組みについて学んだ。
はじめに、富山県立大学の伊藤教授から北陸地方でのフライアッシュコンクリートの活用について、
これまでの技術課題の解決や研究成果を説明頂いたほか、地域での利用促進協議会の設置といった活動事例の紹介などを頂いた。
続いて、福井工業大学の谷脇教授から、福井の橋梁の劣化特性と維持管理計画について、福井県の橋梁点検データを基に、
劣化モデルの提案や、維持管理費用の適正化の検討等を説明頂いたほか、福井県の橋梁の維持管理おける課題や今後の展望などをお示し頂いた。 後半では、大日本コンサルタント株式会社の横山氏から衝撃載荷試験機による載荷試験とその実用化について、 衝撃載荷試験方法や評価方法を説明頂き、試験機の開発から実証試験の実施、適用事例を紹介頂いた。最後に、 株式会社フルテックの橘氏から虚弱体質と複合劣化と題し、素因と誘因に分けて、原因を分析する考え方を紹介頂き、 実際の道路橋RC床版を例に詳しく解説頂いた。 北陸地方は、全国のなかでコンクリート構造物の劣化環境が最も厳しい地域である。このため、産学官を挙げて、 コンクリート構造物の維持管理の技術開発や研究、 長寿命化の取組みが精力的に行われており、これらの実用化も進んでいる。 今回の研修会は、会員の関心も高く、多くの参加者が集い、これらの技術の理解を深める大変有意義な研修会となった。 |
日時 | 令和4年10月6日(木)14時00分~ |
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会場 | 鳴鹿大堰管理所 |
主催 | 福井県コンクリート診断士会 |
内容 |
①鳴鹿大堰 事業概要説明
②鳴鹿大堰 現場見学
③ 鳴鹿大堰の歴史 座学
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会の第127回目の研修は、鳴鹿大堰を見学。 はじめに、鳴鹿大堰の事業概要や現状の課題等の説明を、国土交通省近畿地方整備局鳴鹿大堰管理所の職員から受け、 管理橋から鳴鹿大堰の特徴であるゲートや堰柱を見学。 続いて、ドラゴンリバー交流会の高嶋氏に、九頭竜川流域防災センター床面の地図を用いて、九頭竜川の歴史を、 地形から始まり、治水・利水に携わった先人達や鳴鹿大堰建設にまつわるエピソードなどを多岐にわたり語って頂いた。 鳴鹿大堰(九頭竜川流域防災センター)は見学だけでなく、その歴史を学習できる施設である。先人たちが築き、 守り抜いてきた礎を学ぶことは、日々の生活の当たり前を支えるインフラの在り方を見つめ直す良い機会となった。 |
日時 | 令和4年8月22日(月)13時30分~ |
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会場 | 福井県国際交流会館 多目的ホール |
主催 | 福井県コンクリート診断士会 |
内容 |
①診断されるモノづくり(材料編)~日常管理からつながる技術の応用~
(福井宇部生コンクリート株式会社 石隅 久裕 氏)
②下水管渠の現状・調査事例と最新の調査技術紹介
(株式会社中村正 中村 正治 氏)
③ 地震により被災したPC桁の損傷と復旧対応
(株式会社日本ピーエス 米倉 宣行 氏)
④ 支障取替事例および伸縮装置漏水対策事例
(京福コンサルタント株式会社 瀬川 博愛 氏)
⑤ 塩害対策に効果を発揮するクロロガード
(株式会社カモコン 加茂 浩司 氏)
⑥ 鋼橋補修の課題点と解決案
(川口構造設計事務所 川口 英幸 氏) |
毎年恒例の技術交流会を開催。コロナウイルス感染対策もしっかり実施。 この技術交流会は、会員自らの実務における、診断業務等の経験や内容を発表頂き、技術の向上を図るのはもちろん、会員間の相互の技術交流を促進する目的で毎年開催している。 今回も、調査~設計~施工の多岐にわたる興味深い内容の発表、活発な意見交換をして頂いた。同じ空間を共有するからこそ聞ける「実務者の本音」と「共感」は、本会の一体感と 使命感を生み出す大事な要素である。 8月豪雨に被災された方におかれましては、心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早いご復旧をお祈り申し上げます。また復旧作業にご尽力されている方々に、 深い敬意と感謝を申し上げます。 |
日時 | 令和4年6月13日(金)14時30分~ |
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会場 | 福井県国際交流会館 多目的ホール |
主催 | 福井県コンクリート診断士会 |
内容 |
①講演1「データサイエンスを援用したコンクリート外観診断」
講師:福井大学 工学系部門 工学領域 建築建設工学講座 准教授 鈴木 啓悟 氏
②講演2「鉄筋コンクリート構造物の施工の合理化、省力化に向けて」
講師:福井大学 工学系部門 工学領域 建築建設工学講座 教授 磯 雅人 氏 |
会の第125回目の研修として、福井大学の磯 雅人 氏と鈴木 啓悟 氏からご講演を頂いた。ご両名は本会の学術会員。 鈴木先生からは、「データサイエンスを援用したコンクリート外観診断」というテーマでご講演を頂き、橋梁の経年化に伴う疲労、腐食といった 諸問題や橋梁点検の現状と課題、それらへの自治体の対応、北陸SIPの活動についての説明を頂いた。また現在取り組んでおられるASR損傷判別を 目的とした深層学習モデル構築についての研究も紹介して頂いた。 その後に行われた磯先生のご講演では、「鉄筋コンクリート構造物の施工の合理化、省力化に向けて」というテーマで講演を頂き、 生産労働人口の減少や働き方改革による労働時間の規制等の社会的な背景により合理化・省力化が進んでいる工法や施工事例を紹介して頂き、 補修補強工事における合理化・省力化工法とその実験データや、あと施工アンカーの注意点についても説明して頂いた。 いずれのご講演も、少子高齢化・人材不足が進む中で、持続可能なインフラの維持管理を実現しなければならない我々コンクリート診断士にとって、 知見を広める大変有意義な講演であった。 |
日時 | 令和4年6月13日(金)13時30分~ |
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会場 | 福井県国際交流会館 多目的ホール |
主催 | 福井県コンクリート診断士会 |
議事 |
第1号議案 令和3年度 事業報告ならびに収支決算 第2号議案 令和 4~5 年度期 役員の改選 第3号議案 令和4年度 事業計画ならびに収支予算 |
報告 | 日本コンクリート診断士会 第13回定時社員総会について |
令和最初の定期総会以来3年ぶりとなった対面・リアルでの定期総会。 令和3年度の事業報告や収支報告、令和4年度の事業計画や事業予算のほか、
役員の改選に関する審議も行われ、議案はすべて承認された。また、日本コンクリート診断士会第13回定時総会の報告が行われた。 その後 新会員の自己紹介が行われ、歓迎の笑顔と拍手が送られた。新たな仲間を迎え、福井県コンクリート診断士会の正会員数は全国の コンクリート診断士会で1番の154名となった(拍手!)。 |