日 時 | 令和元年12月25日(水)14時~ |
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会 場 | 福井県国際交流会館 |
主 催 | 福井県コンクリート診断士会 |
共 催 | 公益財団法人福井県建設技術公社 大阪・構造物非破壊診断交流会 |
内 容 |
① 研修趣旨説明とONDAの紹介 (講師:大阪大学大学院 教授 鎌田 敏郎 氏) ② 非破壊検査アラカルト (講師:非破壊検査株式会社 執行取締役 森 雅司 氏) ③ かゆいところに手が届くロボット最前線 (講師:神戸市立工業高等専門学校 准教授 清水 俊彦 氏) ④ エトリンガイトの遅延生成(DEF)によるコンクリート劣化 (講師:一般財団法人日本建築総合試験所 室長代理 吉田 夏樹 氏) ⑤ 建築における中性化・鉄筋腐食、寿命の定義って? (講師:一般財団法人日本建築総合試験所 常務理事 永山 勝 氏) ⑥ PCは永久不滅?グラウト充填度検査 (講師:株式会社国際建設技術研究所 代表取締役社長 葛目 和宏 氏) ⑦ 長寿命化計画にも役立つ非破壊検査 (講師:富山県立大学 准教授 内田 慎哉 氏) |
大阪・構造物非破壊診断交流会との共催による「コンクリート構造物の最先端診断技術に関する研修会」をオープン形式で開催。この大阪・構造物非破壊診断交流会は、大阪大学大学院鎌田敏郎教授のもとに、コンクリート構造物の非破壊検査を考える会として、2006年に発足した団体で、わが国における非破壊診断研究の拠点となるべく活動を行う団体である。
今回の研修会では、大阪・構造物非破壊診断交流会のメンバー7名の方からご講演を頂いた。最新のロボット技術に関する講演やDEFによるコンクリートの劣化に関する講演など、普段なかなか聴くことのできない、多岐にわたる最新の技術情報を提供頂き、参加者は多くの刺激を受ける大変貴重な研修会となった。年末の開催にもかかわらず、約140名もの方にご参加を頂き、質疑応答も活発に行われた。 |
日 時 | 令和元年11月26日(火)14時~ |
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会 場 | 福井県県民ホール |
主 催 | 福井県コンクリート診断士会 |
共 催 | 公益財団法人福井県建設技術公社 |
内 容 |
講演1 「これからの社会とインフラ整備をどう考えるか」 (講師:NPO法人シビルNPO連携プラットフォーム 代表理事 山本 卓朗 氏) 講演2 「期待される“地域(まち)のドクター”としての役割」 (講師:ジャーナリスト(元NHK解説主幹) 齋藤 宏保 氏) |
15回目となる恒例のオープンセミナーを開催。今回は、シビルNPO連携プラットフォームの山本卓朗氏とジャーナリスト(元NHK解説主幹)の齋藤宏保氏をお招きし、
それぞれご講演を頂いた。 山本氏からは「これからの社会とインフラ整備をどう考えるか」をテーマに講演を頂き、 土木工学の原点やこれからの社会やインフラをどうみるかについて、これまでの自身の経験に基づいて幅の広いご示唆を頂いた。 土木工学とは市民工学であり、市民の視点をはじめとする多様な視点でインフラの議論をすることの重要性を学んだ。 また、齋藤氏からは、「期待される“地域(まち)のドクター” としての役割」というテーマで講演を頂き、 コンクリートを巡る我が国の過去の問題検証や”荒廃するアメリカ”をはじめとする海外の状況、また、少子高齢化が進む我が国のインフラの状況について、 これまでの取材経験をふまえながら独自の視点を交えて興味深い話を頂いた。講演の最後には、「コンクリート診断士の仕事は、地域(まち)のドクターとして、 やりがいのある素晴らしい仕事である。自然への感謝、誇りと自信、気概を持って、地域のため、子孫のため、地域環境のために行動してほしい」との激励も頂き、 参加者は一同に深い感銘を覚えた。 |
日 時 | 令和元年11月23日(土)14時~ |
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会 場 | 北陸新幹線「福井開発高架橋」工事現場 |
主 催 | 福井県コンクリート診断士会 |
内 容 |
①工事概要の説明 ②現場見学 ③質疑応答 (説明者:株式会社大林組 光森 章 氏 ほか) |
北陸新幹線工事が最盛期を迎えるなか、5月に行われた南越駅高架橋建設工事の見学会に続いて、今回は「福井開発高架橋建設工事」の見学会を行った。 この現場では、工期短縮を目的に、橋脚およびラーメン高架橋のプレキャスト化工事(LRV工法、REED工法)が行われており、主にその施工状況を見学させて頂いた。 プレキャスト化工法は、従来工法に比べて大幅に工期が短縮できる反面、プレキャスト部材の精度や部材の取り合いの綿密な調整などが必要となり、 より高度な施工管理が求められることが、当見学会を通じて理解できた。現場を見て初めて知る内容が盛りだくさんで、今回も大変貴重な見学会となった。 |
日 時 | 令和元年11月8日(金)13時30分~ |
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会 場 | 福井県立大学および五松橋 |
主 催 | 福井県道路メンテナンス会議 |
内 容 |
①道路の老朽化対策、福井県のコンクリート構造物の劣化に関する座学研修 (講師:福井県コンクリート診断士会 会長 山川 博樹 ほか) ②打音調査や非破壊検査試験などの実習 (講師:福井県コンクリート診断士会 監査役 出口 一也 ほか) |
4回目となる学生さん向けの現場学習会を開催。福井大学、福井工業大学、福井工業高等専門学校の学生、約70名の方に参加頂いた。 学習会は昨年度と同様、座学と実習の2部構成で、最初に行われた座学では、「福井県のコンクリート構造物の劣化について」の講義を山川会長が行い、 福井県内で生じている劣化の現状の理解を深めて頂いた。 その後は、五松橋に移動し、「打音検査やひび割れ調査の実習」、「非破壊検査機器による鉄筋の配筋状況やかぶりの測定の実習」、「ASRゲルステイン法の実習」、 「中性化試験の実習」などを順に行って頂き、維持管理の実務の体験を行って頂いた。 実習で行った打音検査や非破壊検査などは、多くの学生さんらにとって初めての体験であったが、インフラメンテナンスの実務の認識を新たにして頂く大変貴重な機会となった。 |
日 時 | 令和元年9月14日(土)15時~ |
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会 場 | 福井県教育センター |
主 催 | 福井県コンクリート診断士会 |
共 催 | 公益財団法人福井県建設技術公社 コンクリート構造物の品質確保小委員会(土木学会) |
内 容 |
①ご挨拶・趣旨説明 (コンクリート構造物の品質確保小委員会 委員長 田村 隆弘 氏) ② 講演 ・「山口県の新設構造物の品質確保に関する取組みの紹介」 (講師:徳山工業高等専門学校 客員教授 二宮 純 氏、元山口県) ・「復興道路におけるひび割れ抑制対策事例と結果」 (講師:国土交通省東北地方整備局仙台河川国道事務所 手間本 康一 氏) ・「東北地方整備局の取組みの紹介」 (講師:元国土交通省東北地方整備局 佐藤 和徳 氏) ・「コンクリート構造物の品質確保小委員会(土木学会)の取組みの紹介」 (講師:横浜国立大学 教授 細田 暁 氏) |
山口県では、平成17年から産学官が連携してコンクリート構造物のひび割れ抑制対策に取組んでおり、大きな成果を上げている。
この取組みは「山口県のひび割れ抑制システム」として確立され、東北地方の震災復興事業や新潟県、群馬県、沖縄県などでも運用が開始されるなど、全国的な広がりをもたらしている。 今回の講習会は、会員以外の方も参加可能なオープン形式での開催とし、「山口県のひび割れ抑制システム」の構築に深く関わられた4名の先生方から、山口県での取り組みのほか、 東北の復興道路におけるひび割れ抑制対策事例の紹介などを頂いた。 いずれのご講演も現場に即した現場目線の内容で、参加者からは「技術者としてのあるべき姿を再認識することができた。」、 「先生方の実体験に基づいた講義内容で、通り一遍の退屈な講習ではなく、とても良い講習であった。」などの感想を頂くなど、刺激の多い、大変貴重な講習会となった。 |
日 時 | 令和元年8月9日(金)13時30分~ |
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会 場 | 鯖江市嚮陽会館 |
主 催 | 福井県コンクリート診断士会 |
内 容 |
①コンクリート橋の調査事例 (株式会社M・T技研 濱口 亮 氏) ②トンネル点検における診断事例紹介 (東京コンサルタンツ株式会社 林 快宗 氏) ③砂防施設の補修補強設計事例 (株式会社デルタコンサルタント 梅田 祐一 氏) ④超高強度繊維補強コンクリートを用いた製品の施工事例 (丸高コンクリート工業株式会社 中山 博隆 氏) ⑤橋梁の耐久性・維持管理性に関する設計基準および配慮事項 (株式会社帝国コンサルタント 植村 一盛 氏) ⑥PDCAのC、Aのための工事検査 (福井県会計局 坂田 正宏 氏) |
第14回目となる恒例の技術交流会を開催。
今回は、自治体関係者や建設コンサルタント、コンクリート二次製品、調査会社に所属する6名の方に自身の業務の経験をご発表頂いた。 今回もそれぞれの所属に応じた多岐にわたる興味深い内容の発表が行われ、発表後の質疑応答や意見交換会も活発に行われた。 種々の立場での多岐にわたる業務経験の聴講や忌憚の無い意見交換を通じて、自身の知識や知見を広げ、技術の向上に繋げることができる大変貴重な研修会となった。 |
日 時 | 令和元年8月5日(月)13時30分~ |
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会 場 | 観音橋および旧今泉大橋 |
主 催 | 福井県コンクリート診断士会 |
内 容 |
①工事概要の説明 ②FCB工法の品質管理試験の見学 ③現場見学 ④質疑応答 ⑤旧今泉大橋の現認 (説明者:福井県丹南土木事務所 主任 道関 嘉昭 氏 ほか) |
海岸線上に位置し、厳しい塩害環境下にある橋梁、観音橋の「無橋化」工事の見学会を開催。 この現場では、ライフサイクルコストを考慮し、橋梁下部をFCB工法による気泡混合軽量盛土で埋め立て「無橋化」を図る工事が行われており、 今回は、FCB工法の品質管理試験や気泡混合軽量盛土の打設後の仕上がり状況の見学を行った。参加者は、現場を確認しながら、FCB工法の品質管理の方法や施工手順、 施工管理上の留意点などのポイントを学んだ。 あわせて、平成24年に同様の「無橋化」工事が行われた今泉大橋の現況も確認。「無橋化」工事の完了状況を現認し、「無橋化」の完了状況を確認して、完了イメージを掴んだ。 |
日 時 | 令和元年7月29日(月)14時~ |
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会 場 | 福井県国際交流会館 |
主 催 | 福井県コンクリート診断士会 |
内 容 |
①JCI中部支部調査研究事業 活動報告 「北陸三県コンクリート診断士会との協働による 早期劣化コンクリート構造物の診断と対策のための人材育成事業」 (講師:JCI中部支部 調査研究事業委員会 委員長 石川 裕夏 氏) ②北陸SIP 活動報告 ・「自治体職員を対象とした技術展示会の成果と最新技術実装へ向けた今後への期待」 (講師:金沢工業大学 工学部 環境土木工学科 講師 花岡 大伸 氏) ・「北陸SIPでの5年間にわたる地域実装活動の概要と今後への期待」 (講師:金沢工業大学 工学部 環境土木工学科 教授 宮里 心一 氏) |
北陸三県のコンクリート診断士会として2年間にわたり活動を行ってきた「日本コンクリート工学会中部支部の調査研究事業」と本会からも協力研究員を派遣し、
5年間にわたり活動が行われた「北陸SIPの活動」の報告会を開催。会員以外の一般参加者も含めて120名の方に参加頂いた。 最初に行われた日本コンクリート工学会中部支部の調査研究事業の活動報告では、当事業の委員長で本会の前会長でもある石川裕夏氏から、 インフラメンテナンスに関する技術的課題や今後求められる技術の方向性が示されたほか、人材育成のあり方やその枠組みについての提案が行われた。 また、その後の北陸SIPの活動報告は、金沢工業大学の宮里心一教授と花岡大伸講師から行われ、北陸SIPのこれまでの活動の成果報告のほか、現在の取組みや最新の研究事情、 今後の展望についての考えを示して頂いた。 いずれの報告でも、この北陸においては、コンクリート診断士会をはじめとする産官学の連携が重要であることが示され、我々のこれからの役割と責任を再認識する大変貴重な機会となった。 |
日 時 | 四択対策…令和元年5月18日(土)13時20分~ 論文対策…令和元年6月22日(土)12時50分~ |
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会 場 | 福井県中小企業産業大学校など |
主 催 | 公益財団法人福井県建設技術公社 |
後 援 | 福井県コンクリート診断士会 |
講 師 |
四択対策…福井県コンクリート診断士会 副会長 濱岡 弘二 論文対策…福井県コンクリート診断士会 会長 山川 博樹 |
11回目となる恒例のコンクリート診断士受験対策セミナーを開催。 例年通り、四択対策と小論文対策の2回に分けて開催し、模擬試験および模擬試験の解答解説を行った。 参加者の皆さんには、熱心に聴講頂き、参加者アンケートの結果も非常に良好であった。今年も、一人でも多くの方にコンクリート診断士の資格を取得してほしい。 |
日 時 | 令和元年6月14日(金)13時40分~ |
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会 場 | 福井市地域交流プラザ |
主 催 | 福井県コンクリート診断士会 |
内 容 |
①講演1 「住宅基礎コンクリートの硫酸塩劣化の現状とメカニズム」 (講師:一般財団法人日本建築総合試験所 材料部 吉田 夏樹 氏) ②講演2 「市町村が管理する道路橋の維持管理支援への取組み」 (講師:近畿大学 理工学部 社会環境工学科 教授 東山 浩士 氏) |
定期総会後の研修会として、今回は日本建築総合試験所の吉田夏樹氏と近畿大学の東山浩士教授からご講演を頂いた。 吉田氏からは、「住宅基礎コンクリートの硫酸塩劣化の現状とメカニズム」というテーマでご講演を頂き、 全国各地の住宅基礎コンクリートで生じている硫酸塩劣化のメカニズムや補修方法についての説明を頂いた。また、あわせて、中東地域の硫酸塩劣化の現状の報告も行われた。 その後に行われた東山先生のご講演では、「市町村が管理する道路橋の維持管理支援への取組み」というテーマで講演を頂き、 「中小規模橋梁の維持管理ハンドブック」の発刊をはじめとした市町村への維持管理支援の取組み内容や大学で取り組まれている最新の研究の紹介も頂いた。 いずれのご講演も、コンクリート診断士にとって非常に重要な内容で、知見を深める大変有意義な講演であった。 |
日 時 | 令和元年6月14日(金)13時30分~ |
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会 場 | 福井市地域交流プラザ |
主 催 | 福井県コンクリート診断士会 |
議 事 |
第1号議案 平成30年度 事業報告ならびに収支決算 第2号議案 令和元年度 事業計画ならびに収支予算 |
報 告 | 日本コンクリート診断士会 第10回定時社員総会について |
令和最初の定期総会を開催。昨年度の事業報告や収支決算、今年度の事業計画や収支予算の審議などが行われ、すべての議案が承認された。
今回の総会では、来賓として京滋コンクリート診断士会の辻副会長にも越し頂いた。 今年度から新たに8名の会員が加わり、コンクリート診断士の資格を有する正会員数は全国のコンクリート診断士会で東京に次ぐ2番目の151名となった。 |
日 時 | 令和元年5月13日(月)14時~ |
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会 場 | 北陸新幹線「南越駅(仮称)」および駅周辺工事現場 |
主 催 | 福井県コンクリート診断士会 |
内 容 |
①工事概要の説明 ②現場見学 ③質疑応答 (説明者:鉄道運輸機構 越前鉄道建設所 所長 安久 裕介 氏 ほか) |
福井県内で進められている超大型プロジェクト、北陸新幹線整備工事の現場見学会を開催。
今回は、南越駅高架橋建設工事における駅舎の型枠支保工の組立ておよび鉄筋組立ての工程を見学させて頂き、施工手順や施工上のポイントなどの理解を深めた。
また、人手の確保が難しい、昨今の施工現場における創意工夫の取組みについても学んだ。 その後は、福井県丹南土木事務所から南越駅周辺で今後、進められる予定の「道の駅」の整備計画や整備状況についても説明を頂き、現地でその状況を確認した。 今回の現場見学会は、後世に残る国家プロジェクトの施工状況を具に見ることのできる大変有意義な見学会となった。 |